薬剤師と逃避
薬剤師と辛い日々の続きです。
時計は既に9時を回っていたので、Aの言葉に驚愕しましたが、何をいったところで無駄だと思いましたので、ただ従うしかありません。
2人での掃除でしたので、掃除が終わった時には10時になっていました。
椅子に座って漫画を読んでいるAの元に、2人で掃除が終わった事を報告にいくと、まず、時間がかかった事に文句をいわれ、最後にAがBさんに、「家も実家もわかってるんだから、絶対に逃げんじゃねえぞ」といっていましたが、あれは、僕にあてていっていたのだと思います。
家に帰っている途中に、あれが薬剤師の仕事かと思い、泣けてきた事を覚えています。
次の日からは、Bさんだけではなく、僕もしばしば怒鳴られる様になったのです。
流石に、手をあげられる事はありませんが、次第に心身ともに疲れ果ててきたのです。
そして、ついにBさんがいなくなってしまったのです。
Bさんとは、Aや経営者がいないところで少しずつ話していましたし、辛い境遇にいる、いわば戦友の様な仲だったので、唐突に退社してしまったのがショックでしたが、Bさんの境遇を考えると仕方のない事だと思います。
その後、僕のロッカーの中にBさんからの手紙がある事に気付きました。
薬剤師と発起に続きます。